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麻酔科医師の研究日誌

研修医勧誘会

研修医O先生を連れて勧誘会と名のもと飲み会を行ってきました。


研修医というのは卒後2年間の研修必須医師のこと。その間に必修科ならびに選択科を履修して研鑽をつみます。生涯学習の医師の一生の中ではほんの通過点に過ぎません。


しかし、この間はどこの科(医局、チーム)にも所属することなく、ただただ将来進みたい科、部署を決定すべき猶予期間とみなされます。もちろん、卒後すぐに希望する科を決定し、研修に臨むものもいますが自由です。


医療界もクラウド化がすすみ、どの研修医にも選択の幅が広がりました。現在の研修医制度が始まるまでは、学生時代に将来進むべき診療科を決めなければならなかったので、それはそれはしんどい部分もいありました。しかし今は幅が広すぎて選択しきれない研修医先生方が多いように思われます。
さて、その一歩を踏み出して、自分の一歩を踏み出してください。今の時期に迷うことも重要です。


今言えるのは
①この方ぞ、と思った先輩、面倒見の良い先輩が近い学年(5〜7、8年上の先輩であることが多い)にいること。当然頼れる存在であること。
②現時点で本当に好きな科を進むべく進むこと。逆に無駄な迷いも禁物であります。
③それでも決めれなければ、なるべく幅の広い、基礎をみっちりきたえてくれるかを選択すること。これは施設・診療科によって異なってくるのが当たり前です。

研修医1,2年目から医師5年目ぐらいの間に基礎を固めると、目標を立ててそれに向かうとき基礎のしっかりした目標の塔が出来上がり、これはそう簡単にぶれることはないでしょう。


駆け出しの医師として麻酔科、集中治療部、救命救急などの環境は最高であるように思えます。今一度一歩を踏み出して、我々の部署へと飛び込んできてくれることを楽しみにしています。

是非いらしてください。