朝活ドクター.com

麻酔科医師の研究日誌

AIを使った壁打ちで、アイデア出しの効率を劇的に向上させる方法

本日、AIを活用した自分会議でまた一つアイデア出しに成功した。
効率的にアイデア出しを行うために他者・他媒体からの情報とレスポンスは欠かせないと考えている。この壁打ちを行うにあたって考えておかなければならないコンテンツをメモ記事として以下に残しておきます。具体的な事例もありますが、またそれは日を改めて。

 

イントロダクション

  • 臨床、教育、研究に取り組む中で直面する時間配分の課題
  • 特に研究において、アイデア出しの時間確保の重要性
  • AI言語モデルを活用することで得られる可能性に気づいた背景

1: アイデア出しの課題

  • 麻酔科医の多忙な日常業務と時間の制約
  • 自分の頭の中だけでアイデアを練る限界
  • 他者との意見交換がアイデアの深掘りに役立つが、物理的な壁(時間や場所)がある

2: AI言語モデルを活用するメリット

  • 壁打ちとしてのAI: 短時間で多くのアイデアを生成・検証できる
    • 例: キーワードを与えて新しい研究テーマを提案してもらう
  • 議論の深化: AIの返答から新たな視点や切り口を発見
    • 例: 既存の研究データや症例を基にした仮説の拡張
  • 時間の効率化: 集中できる少ない時間を最大限活用
    • 例: AIにリサーチや情報整理を依頼して、アイデア出しに専念

3: 実際の活用例

  • AIとの対話から得たインスピレーション(具体例)
  • 最近の研究アイデアや教育プランにおける応用事例
  • 成果の実感: 「AIのおかげでこう変わった」

4: 工夫と注意点

  • 適切な問いかけの重要性: 良いアウトプットを得るには具体的な入力が必要
  • AIの限界を理解する: 結果の精査や人間の判断力の重要性
  • プライバシーとセキュリティの確保: 個人情報や機密情報の扱い

結論

  • AIを活用することで、時間や環境に縛られずにアイデアを広げられる
  • 忙しい医師だからこそ、効率的な方法を取り入れる意義
  • 今後の目標として、AIをさらに活用して研究・教育を発展させる

日本区域麻酔学会第11回学術集会(仙台市)に参加しました!

2024年4月13、14日 日本区域麻酔学会第11回学術集会(仙台市)に参加しました。 

学術集会HP) 

 

 

コロナ禍後初の開催であり、多くの麻酔科医の先生方が現地参加されていました。

 

区域麻酔は、この10年の超音波技術の発展とともに、周術期をはじめとしてペインクリニック領域、緩和医療領域にも展開してきております。また、現在のトピックである術後疼痛管理において、切っても切り離せない必須の医療技術となっています。

 

 

引き続き、当院でも区域麻酔学会を通じたこの領域の拡充に努めていきたいと考えております。

 

(第12回学術集会は2025年4月18、19日、埼玉県大宮市で開催です)

3月退任祝賀会

3月末の、この季節感と雰囲気は独特のものがある。

別れがあり出会いがあり、人の行き来は盛んとなり、また夢に向かって社会が動き出す風がある。

桜はまだこれからだが、天気とともに四季の移り変わりをも感じる良い季節でもある。日本独特のものなのかもしれない。

本日は、組織長の定年退官記念祝賀会。長年の勤務お疲れ様でした。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

2024年2月3日(土)、第2回大分ペインクリニックアカデミーを開催します!

2月3日開催予定の第2回大分ペインクリニックアカデミーのお知らせです。

セミナーは、ペインクリニックに精通した人材の育成と、ペインクリニック診療の水準向上ならびに技術普及を目的とした医療従事者のための学習会として、昨年2月に発足されました。

 

昨年の様子は

こちらから

 

今回は、各領域のプロフェッショナルの先生方にお越しいただき、外来診療で有用な超音波診断装置を用いて、「①頚椎神経根・腕神経叢」「②星状神経節」「③腰神経叢・腰椎周辺」「④三叉神経(末梢枝/中枢)」の描出ハンズオンを実施します。ハンズオンの前には、各領域のショートレクチャーも実施します。また、なるべく多くの方に参加いただけるよう、ハンズオンには見学枠も設けました。ご期待ください。

参加は現地会場のみのリアルタイム開催となります。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 

申込みは

こちらから

第2回大分ペインクリニックアカデミー案内チラシ



AIとの共存に必要なもの

AIとの共存に必要なもの・・・それは、

 

「オタクになるほど他人ができないマニアなこと」を突き詰めてやりとげる気概だそうです。

 

さて、自分はどうだろう。何に対して興味をもっているのか。

 

皆さんご存知のChatGPT。使用していますか。

今回のメッセージは、ChatGPTでAIをやろう(使いこなそう)。

 

もちろん、AIでやれないことをなるべく経験することが必要なんだと思います。

ある統計によると、ChatGPT4の使用者は、人口の100分の1くらい。

どちらかというと、「なにかをやらなければ」という発想ではなく、「楽しくできることは何かを突き詰めていこう」が、2024年のキーポイントになりそうです。

 

今、私たちが、「やらなければならないもの」の殆どは、AIがやってくれるようになるのです。

つまり、AIにやってもらいたくないもの、やってもらう必要がないもの、それが、人々が「自分だけが楽しくできる、ニッチなもの」なのです。

 

医療業界は閉鎖的でこの潮流からもやや遅れるとは思うのですが、気付かぬうちに情報の民主化はすすみ、働き方改革も相まって、情報化とAI化はあっという間に進みます。

そして同様に、自分がどっぷりハマり込めるものに価値がでてくるというロジックです。

 

久しぶりのブログメッセージはかなり抽象的な発想でした。

 

臨床現場では、いま、ペインクリニックチームの再編成、メンバー交代に伴うシステム立ち上げに励んでいます。その過程と経過については、また今度。

麻酔科領域のなかでは、かなりニッチなことに全力尽くして取り組んでいます。

ChatGPT4にアイデアを頂きながら、、、。

(研修医・医学生対象!)第37回大分県麻酔科学アカデミーを2023年12月1日(金)に開催します!

2023年12月1日(金)、ホルトホール大分403講義室にて、第37回大分県麻酔科学アカデミーを開催します。

 

大分県麻酔科学アカデミー」は、麻酔科学・周術期医療、さらには大分県の地域医療から周医療環境について広く学ぶためのセミナーです。大分県内外から様々な講師をお招きして、今年度も2か月に1回、計6回で開催計画しております。

12/1(金)は、『中心静脈カテーテル留置の安全管理』についてです。過去にもこのテーマは何度と取り上げてきました。レクチャー・実習(ハンズオン)ともに、興味深い内容となっております。

 

重症患者管理を行ううえで、中心静脈カテーテル管理の知識は必須です。ただ、県内各地をみても専門的にハンズオンを含めた学習経験を積める機会はとても少ないです。今回の内容は、その専門性を学ぶにあたり期待値十分です。


この勉強会はオンライン/オフラインの同時進行となっており、オンライン(zoom)、または実際に会場に来ていただいて受講していただくことも可能です。ハンズオンは現地のみです。是非奮ってお申込み下さい。

 

なお、現地定員は5名となっております。



参加申し込みはこちらから→【申し込み】

eventpay.jp


大分大学医学部 麻酔科学講座
山本 俊介

タスクシフトに向けて

手術部設置Cアーム運用ミーティングに出席。

医師が担当している業務を他職種にシフトしていくこの流れ。

おそらく最も遅れているのが大学病院。過去の慣例から、最も労働力が得やすいのが若手医師。ただそうも言えなくなってきています。

よりよい医療技術を提供するためにも、必須です。

 

数年はかかるか、だけど確立していけると思いました。

 

一部、若手医師の経験の場が奪われるという意見も聞いたことがありますが、であれが、専門家に習えばいい。そう頭を切り替えることにしました。

手術室で透視下神経ブロックを行うために、すばらしき放射線技師さんの眼と手と腕、そして知識をお待ちしています。