朝活ドクター.com

麻酔科医師の研究日誌

2010-01-01から1年間の記事一覧

【2010年大晦日】

今年も残すところ1時間を切りました。2010年はブログ開設、読書習慣化など、さまざまな事に挑戦してきました。仕事の内外でいろんな分野に興味を深めました。読書の軌跡はMediaMarkerへ記し、これを見ると自分がどのような分野に興味を持ってきたか、気付き…

『9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方』(福島文二郎、中経出版)を読んで

会社、プロジェクトの存在意義を示すために『ミッション』を作成し明確にする。ミッションがスタッフ全員に浸透して初めて、プロジェクトはスタートし成し遂げられうる。その伝達方法も重要。 ミッションを実現するための『行動指針』を明確にすべき。さらに…

日経ビジネスアソシエ 特集『サバイバル英語術』

雑誌を定期購読しています。 日経ビジネスアソシエサバイバル 英語術 日経ビジネス Associe (アソシエ) 2010年 12/21号 [雑誌]出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2010/12/07メディア: 雑誌 クリック: 6回この商品を含むブログ (11件) を見る特集はサバイバル…

忘年会シーズン真っ只中

忘年会シーズンです。 我々の部署、メンバーも漏れることなく忘年会に誘われています(1〜2回/週)。忘年会で、今年の反省、来年の目標を確認することはもちろん、個人として、チームとしてそれらを再確認することは重要です。でないと、平日週末問わず街に…

『集中治療に必要な循環モニタリング』 (松田直之先生)

In 名古屋 ①(2010/12/11) ・集中治療医はまだまだ少ない、個を読み取る集中治療革命を展開していきたい。 ・カテコラミンの使用と免疫力低下、カテコラミン副作用を起こさないための予防戦略。 ・ショックとは何か、顕微鏡レベルでのショック時の変化は。右…

集中治療フォーラム in 名古屋

集中治療フォーラム in 名古屋 第1回 個を読みとる集中治療革命2010年 12月11日( 土) 16:00〜19:20 会 場 :ヒルトン名古屋 4F「桜花」 場 所:名古屋市中区栄1丁目3番3号 主 催 :エドワーズライフサイエンス株式会社 代表世話人:西田 修 & 松田直…

12/4 周術期看護セミナー2010 タイトル「術後管理、全身麻酔後管理を知ろう」

12/4 15:15〜16:05(50分) セミナー講義、無事に終了いたしました。皆様、御静聴ありがとうございました。 本セミナーは主に手術室看護に従事する看護師さんが集まります。当然ですが皆様の聞きに来られた熱意と真剣さを感じ、そこらで行われる学会での発表…

2010年11月27日/大学医学部バレーボール部OB戦

大学バレーボール部OB戦参加してきました。現役の皆様ありがとうございました。とても楽しかったです。男子部しか見れませんでしたが、人数少ないなりに一人ひとりの頑張りをとても感じました。また夜の飲み会も楽しかったです。今頃3次会でしょうか、お酒も…

部下を定時に帰す「仕事術」 佐々木常夫(WAVE出版)

・指示は明確にしろ ・仕事の「必要工数」を決めろ ・中期展望から目標をブレークダウンする ・「捨てる仕事」を見極めろ ・無意味な会議には出るな ・チャンスを逃すな ・2か月分のスケジュールを見ろ ・「思い込み」をやめろ ・部下の昇格は1年前から準備…

新・片づけ術 断捨離/やました ひでこ(マガジンハウス)

「断捨離」とは… ものの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術 のこと。 断…本当に気に入った、必要なモノしか欲しくなくなる状態 捨…行動として、とにかく捨てること 離…モノの執着から離れ、軽やかで自在な状態 と定義さ…

『麻酔看護セミナー2010年12月4日』 手術室看護師対象セミナーで術後患者管理ついて講演します。

第1章 全身麻酔後の指示(術後指示) 第2章 術後診察 第3章 術後患者の全身管理(術後維持、周術期医学・・・集中治療部) はじめに 第3回看護セミナー、タイトル 自己紹介 メモ取り術 術後管理と麻酔科の関係第1章『全身麻酔後の指示(術後指示)』 1−1 「…

読書→自分が何に関心を持っていたかの軌跡

最近当直が続き少々疲れ気味か、タスク(仕事場での)もかかえブログも滞っています…。 元気を出そうと、また気づきや知識をくれるのが読書です。これまでの軌跡として①自己啓発②ビジネス(仕事術)③勉強術④クラウドコンピューティング⑤経済などのジャンルで…

ICUでの鎮静・鎮痛の管理/研修医ミニレクチャー

ICUでの鎮静・鎮痛の管理研修医対象でICUでの鎮静管理に関し、スライドを用いてミニレクチャーを行いました。 ①管理の目的・目標 ICU患者;睡眠、疲労、見当識障害、せん妄、頻脈、高血圧、心筋酸素消費量増大、呼吸障害、過凝固、免疫能抑制、創傷治癒の遷…

『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』 著者 千田琢哉 きこ書房

『伸びる30代は、20代の頃より叱られる』 『20代で伸びる人、沈む人』の続編で30代ビジネスマンへの啓発本です。 本著より、 P.6 あの時の地獄の経験があったからこそ、いまの自分がある。 P.28 真の出世は自分のやりたいことが自分の思うように思い切りでき…

VAPに対する新たなる機器 『銀被覆気管チューブ』

銀被覆気管チューブ使用とVAP発症患者死亡率との関連 Chest 2010;137(5)1015-1021よりAssociation Between a Silver-Coated Endotracheal Tube and Reduced Mortality in Patients With Ventilator-Associated Pneumonia Background: NASCENT studyにおいて…

英語論文/文献

本日、久々に英語論文をガッツリ読んだら、少々くたびれました。いつもはさらっと目を通すんですけど。折角なのでまた近日内容をアップします。勉強になるように自分の考察も付け加えましょう。『集中治療』『呼吸』に関してです。では。

科学研究費

『科学研究費』この時期に囁かれる言葉として皆さんはご存じだと思いますが、研修医の皆さんなどは今一つピンと来ないかもしれません。俗に言う科研費(カケンヒ)というものです。医師の役割として、「臨床」「教育」「研究」という言葉をよく耳にします。…

フットサルの練習をしてきました(20:00〜22:00)。

仕事場メンバーでフットサルチームを作りました。今日で第3回目の練習。軽く汗を流す程度、と始めたつもりでしたが、これが結構なハードトレーニングです。メンバーは麻酔科ICU医師、研修医、ICU看護師、事務職員と、我々の職場に従事する者たちです。なかな…

ブログ立ち上げ何とか一週間たちました。

ブログ立ち上げ何とか一週間たちました。毎日日誌を目標に、また自分の軌跡として頑張っていきたいと思います。さらにこのブログを通じて後輩たちに何かを伝え残していく、さほどの腕も立場も実力もありませんが、そのような目標を持って日々修練していきま…

日経ビジネスアソシエ11/2,16合併号【決定版手帳術2011】

この時期になると書店では手帳コーナーが新設され数多くの来年の手帳が並べられます。アソシエでは手帳術の特集が組まれていました。 手帳に書き込む内容として、「スケジュール管理」「業務や行動の記録」「ToDoリスト」「人生や仕事目標」などが紹介されて…

午後より地域の病院へ麻酔派遣(手術の支援)

午前中はICU。午後からは地方民間病院へ麻酔をかけに行きました。地域支援といったところですか、まだまだ麻酔科医のいない病院は多々あります。欧米と違い日本では一人院長のような個人病院でも全身麻酔手術を実施する施設が存在します。麻酔科医の需要と供…

1日1時間、隙間時間を見つけて読書

読書をしています。本を読むということにもともとあまり興味がなく、ただ面倒くさいものという認識でした。しかしいつからか、最も手早く知識を得るツールとして必須のものになりました。インターネット記事よりかは個人の主張に重みがあります。どんなジャ…

集中治療室は満床状態。患者家族へのムンテラが重要であると、最近ひしひし感じます。

集中治療室は満床状態が続きます。 緊急で患者が入室して、どんなに重症で治療が難渋したとして、やはり家族へのムンテラが重要であると最近ひしひしと感じています。このことは先輩の医師から2〜3年前より常に言われていました。救急外来経由の患者の家族は…

救急患者の初期管理

例えば外来から救急患者が搬入されてきたとします。ERでは瞬時に患者さんの全身把握および評価、診断、初期加療を行います。そして初療後は集中治療室に移り、急性期、亜急性期の管理目標設定と治療実施を直ぐに開始する必要に迫られます。集中治療とは文字…

ブログ開設

はじめまして。麻酔・集中治療領域で日々研鑽を積む9年目医師です。日々学習することは多く、先輩を見、後輩を見て思うことが多くなり、このことを日誌として残していきたいと考えました。『独立自尊』はかの有名な福澤諭吉先生の座右の銘です。この言葉に日…