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麻酔科医師の研究日誌

集中治療部大忘年会

12/16(金)、今現場で働いている集中治療部の忘年会の幹事を担当させてもらいました。

集中治療部看護師37名に加えメインスタッフの我々麻酔科医師11名と、各外科系診療科スタッフ35名、麻酔科研修医3名の総勢86名のご参加をいただきました。

ただでさえ忙しい急性期担当スタッフばかりですが、11月初旬から準備を始め各診療科に連絡を取り看護師幹事と連絡を取って進めてきました。

ちょっとした学会・研究会の段取りともいえるくらいの規模で、会場準備、人員集め、各診療科挨拶、余興などなど、ほぼ予定通りにこなすことが出来ました。

上司からの指示を仰ぎました。人を動かして組織を運営しプロジェクトを完遂する訓練になったかと思います。
幹事は毎年上から下へと引き継ぎ、皆経験していく風習です。

ICUはほぼ常時各科からお願いされる立場なのですが、このように年末に皆を招待する形でよりその関係を強度することができます。
飲み会など逆に招待されるべき立場であるともいいたくなりますが、プルではなくプッシュでもてなす気持ちがなければこの仕事は長続きできません。常に相手の立場を考え仕事を進めてきました。

体育会系で過ごしてきた私にとっては、人集めや会費集め(ここが一番大変なわけですが)、会場段取りなどはまったくもって苦ではありませんでした。これは学生時にサークル活動をしてきたものの強みです。

学生時代には気づきませんでしたが、こんな簡単なことができない人がすごく多い。と、思ってしまいます。体育会系で汗を流している人はこのような勉強もしているのです。

自分でできることがわかったので、今度はこれを後輩に繋げていかなければなりません。私より下は新研修医制度が始まってからの世代であり、また教え方も変えなければなりませんが、体育会系で過ごしたものにはやっぱり話が早いです。

会場を発つ前に店の女将さんに挨拶に行きました。
「今日はありがとうございました」
この簡単な一言を聞いていた私のボスが、挨拶が一番大事と褒めてくれました。
当然のことです。

年末の大仕事がひとつ終わりました。忘年会は医局忘年会、手術室忘年会と続きますが、ICU幹事を終了し残りは当直隊に徹する予定です。

気分は来年の準備に入っています。