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麻酔科医師の研究日誌

2012年6月19日_手術室での「アテンダー」という業務を経験しました

アテンダー業務(日勤帯の部)終了。


アテンダーはその日の症例を統括する、いわゆる1日責任者です。

各施設によっていろいろな呼び名があるかと思います(リーダー、ディレクター、トップ、etc)

その手術室での手術麻酔管理を、本日初めて行いました。



【思ったこと、今の率直な感想】

・やはり自分で麻酔するより、人にさせるほうが大変。
・コミュニケーションは重要。
・大きな部署でみんなで仕事をして、それが多くの患者さんのためになるならやりがいは大きい。
・一人での限界はある。
・意外と歩く。
・電話も良く鳴る。
・人を育てることってとても重要。

たくさん感じることがありましたが、とりあえずこれくらい。
まだ1日だけですが、とても勉強になっています。

管理業務を行う人というのは、(後輩から見た場合に)単なる上司ではなくて、そういう業務を行う職種なのだ、というふうに考えました。

権限と責任も表裏一体でした。まさにマネジメント実践です。


夕方最後に、主に研修医の先生を集めて反省会を実施しました。

任せた分のフィードバックです。

患者さんへの医療提供における最終的な情報収集と確認であり(患者さんのため)、またそれとともに知識と技術を伝達・共有することができました(後輩のため)。



準備は予定が出る先週から、実務は週末のところから始まっていました。

本日は術後の患者さんをICUで少し診て、あとは当直者に引き継いで終業です。


本当によい経験を積ませていただいております。