『発見の手帳』と言う合い言葉をもとに、人生を豊かに過ごすためには日々新しい気付きとその考察が必要です。
良い行いはルール化して習慣となし、失敗事項は反省をしてその改善点を考え次にちょっとした変化をつけて試してみる。これを繰り返すことで、人間は成長していきます。
もうひとつ、「豊か」を合い言葉にするならば、「好きなこと」に徹底的にのめり込むというのも大事だと思います。
趣味で「カメラ撮影」をやっています。もともとは、ブログやFacebookで澄み渡るようなきれいな作品(写真)をアウトプットしたいとの願望のもとに始めたカメラです。
現在は、地元のローカル鉄道や飛行機を中心とした乗り物系写真、美しさ輝く月や山、海、湖などの風景、そして小さな子どもたちの笑う瞬間など、(動)を(静)、(静)を(動)として表現する面白さにのめり込んでいます。
その好きなことのひとつ、題名のとおり、JR九州でこの秋開業する『ななつ星 in 九州』の試運転の情報を得、現場に駆けつけ撮影に成功しました。
深夜の駅舎です。
『ななつ星 in 九州』は豪華寝台特別列車として九州各地を運行する、超豪華使用の列車として注目されています。
ななつ星 in 九州・・・こちら。
基本的に試運転に関する情報はなく、仲間内でさまざまな予想のもと、今日のこの時間にこのあたりを通過するだろう、といった情報のみしかありませんでした(これまでに数回、試運転を実施しているとのことです)。
そこを予想し追いかけては撮影する。一歩間違えればオタクの世界ですが、発見であり研究であるとも考えています。
さあ、深夜の駅舎、仲間からの予想と目撃証言の情報から、入構してくるだろうホームを突き止め、今回見事に撮影に成功しました。
前方からの漆黒(ワインレッド)の気動車とデザインが何とも妖艶です。
サイドプレートの一部。
となりのホーム、回送停車中の815系が寂しく見えます。
メッキを多用した豪華装飾品。
試運転のため、JR職員も入念な打ち合わせを行っていました。
九州各地を回るこの「ななつ星 in 九州」は、開業を2週間後に控えています。
試運転の日程は駅舎の混乱を避けるために公には公表されていません。しかし、開業直前とあって、ほぼ当日の運行表にそった試運転となっていました。今回はそこに仮説をたて、要は発見をしたわけです(発見の手帳)。
あり得ないような深夜でしたが、同じく仕事帰りの山道でこの列車を見かけ、猛スピードで追いかけてきたという鉄道ファンがもうひとりいました(右)。。あとは、たまたま通りかかったサラリーマン(左)。。そして、仲良くなりました(笑)。
残念ながらこれまでこの列車に関する情報は極めて少ないものでした。しかし本日ここに、とうとう突き止めました。
ひとつのことにのめり込むというのは、なかなか楽しいものです。そしてこのように考えながらブログへアップすることも、とても頭の回転を良くします。
九州各地をめぐる『ななつ星 in 九州』・・・この秋、注目の1台です。