著者の本田直之さん自身はとても面倒くさがりやであるとのこと。
そうは思えませんが、そんなところから工夫し経験してきたライフハックが紹介されています。
一部紹介。
P.46
仕組み化。まずはマニュアルを考える。
楽天の「成功のコンセプト」
普通の会社では「仮説→実行→検証」で終わっているところが多いが、投資の概念で、「仮説→実行→検証→仕組み化」というふうに最後に「仕組み化」を加えている。
ふむふむ…。
P.50
無意識化・習慣化が成功のカギ。
良い習慣をたくさん持つほど資産が増えていくということ。
つまり資産形成そのもので、レバレッジ考え方となります。
P.84
『俯瞰逆算思考で立てるレバレッジ・スケジューリング』
俯瞰逆算型のメリットはゴールがはっきりしていること。仕事をやっていて、終わりが見えないものほどストレスなものはないですね〜。
また、俯瞰逆算スケジュールを管理するのに便利なものは一ヶ月分を大きく表示できる手書きの月カレンダー。
…これはぜひとも試してみよう。
私たちの業務は、ルーチン化された業務と必ずしもルーチン化できるものではない業務が複雑に入り混じっています。
仕事・タスクを細分化し全体像を俯瞰逆算して、ゴールを定めて最小限の労力で突き進む。
そしてこれを必勝パターン化して自分のものにして行く。
一見明快できれいごとではありますが、唯一無二の掟なのです。
診療業務、研究、医学教育、やることはさまざまです。しかしヒトが行うことである以上、このタスク管理仕事術とは共通でありたいへん参考になると感じました。
また、周りを見渡せば、すでにこの概念を取り入れているところもあります。
さっそく意識して、目の前の課題から取り組もうと思います。
- 作者: 本田直之
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2013/05/02
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