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麻酔科医師の研究日誌

このままでいいのかSNSのつながり 〜 『Facebook非公開グループの立ち上げ』

Facebookでは、グループコミュニティの作成が可能であり、あらたなコミュニティの一つとして、専門家同士が集まる数多くの非公開グループというのが注目されています。

これは、全世界の、いわばニッチの世界と思われている極小のつながりでも、最小の労力コミュニティを作成でき、一瞬にして人々がつながっていきます。

『ブログ見てますよ!』といった一言で、バーチャルからリアルにより近いコミュニケーションが交わされます。

ブログなどの情報発信では、発信する側と受信する側の目的が違うので、どうしても壁を感じることがありました。

その点、非匿名のつながりで同じ目的をもったFacebook内の個人や団体がタイムリーにつながりあうこのシステムは、時間の共有も可能ですし、ネット環境さえあれば常に最新の話題で知識を分かち合うことができます。

以前は、FacebookFacebookページ(過去のファンページ)が、このようなコミュニティの一端を担うようになるのかと考えていましたが、匿名性のFacebookページは管理人の情報発信ツールとしての広がり、つまりブログに近い感じがしています。


Facebookグループでの情報やり取りは、広い学会会場の一般演題ポスター発表会場にいるような感覚ですかね。自宅にいながら、です。


なかには、この感覚の一歩先の目標に気がついている人がいます。
グループ内で議論が交わされ、この人と実際にあって深く話がしてみたい、現場の様子を自分の目で確かめてみたい、経験してみたい。こういったこと人が現れ、現実に行動がおき始めています。

何と言っても、患者さんはバーチャルではありません。

こういう時代、世界のどこにいても場所の分け隔てがなくなった時代だからこそ、行動力のある動ける人間が、次は注目され必要となっていくと思います。
自分の目標にそったスペースへ参加していくことも簡単になっています。

自由に便利になったからこそ、そこで余剰した人的、コスト的、時間的リソースを、行動力へまわしていこうと考えています。
こういうことに気がついたのも、あらたな情報ツールを手に入れたからこそなのです。