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麻酔科医師の研究日誌

ズルい仕事術/勝間和代/Discover

週末の何をするにも気力がわかない時間。
ここが私の読書時間です。
1時間ぐらいあれば、スゥ〜っと集中して読書に時間を費やせます。
趣味です。





ズルい仕事術/勝間和代/Discover


全くもって『ズルい』仕事術ではありませんでした。
ずるくなく、正統な仕事術です。

こういうインパクトあるキャッチフレーズが人目を引くのでしょうか。

仕事に限らずある事象を成す時(達成させようとする時)、[勝間式]では①自己分析力、②論理思考力、③レバレッジ力を重視します。この3つで『ズルイ』人になれます。

まさしく正統な論理です。そしてこの3つを成すための解説がここに述べられていました。


しかし全てそうなのですが、『実行しなければ意味がない(P.73)』です。
本を読んでも、行き詰っても、できるところからできる範囲で少しずつやろうとする。これが一番重要だと改めて思いました。

『ズルい、というのは抜け道を探し続けること、すなわち、思考を活性化することです。ズルくない、あるいは、まじめというのは「思考停止」と読み替えてもよく、成果が出るのを信じて無駄な努力を続けることです。(p.74)』

ちょっとした実行の習慣が大切ですね。
そのノウハウはあるのでしょうか・・・(苦笑)。


上記3つの力のうち、②論理思考力は最も訓練が必要な力であると考えました。

●課題設定→仮説設定→情報収集

すべてはこの3段階で物事は進めるべきとのことです。
苦手なところですが意識しなければと思いました。


一冊を通して、参考書籍などを紹介しながらわかりやすく述べられています。非常に読みやすいし理解しやすい。
勝間さんの本を読んだことのある人であれば、大体はすんなり理解できる内容ではないかと思います。(もしかしたら物足りない人もいるかも知れません。)

私はこの②論理思考力の習得の部分と、あとは、ちょっとした実行の習慣を習得するには如何したものか、ということを深く考えながら読みました。



ズルい仕事術

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