今日は4時起きし、朝からガッツリ読書をしました。
官僚に学ぶ仕事術 ?最小のインプットで最良のアウトプットを実現する霞が関流テクニック? (マイコミ新書)
- 作者: 久保田崇
- 出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ
- 発売日: 2011/05/24
- メディア: 新書
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仕事術とはいえども、半分ぐらいは霞ヶ関官僚の仕事内容の紹介。やはり想像をはるかに超える、とてつもなく忙しい業務のようでした。
『官僚』と聞いて、世間の反応は、「出世・天下りと自省庁のことばかり考えている傲慢な人たち」であったり、「政治家に振り回されて残業徹夜は当たり前、寝る間も惜しんで倒れるまで働く大変なしごと」などと、180度違った見方をされるそうです。
内容の半分は、その業務を何とかやりくりしてきた著者の仕事術。主に、勉強術や人脈術、読書術などなど。
やはりどの業界も苦労を乗り切るために、一生懸命努力しているのだなあと感じました。
●4時起きしてわかったこと
ところで、今日は久々に4時起きをしました。9月に入り、朝の涼しさを肌身で感じました。最近は6時起きのペースだったのですが、1時間でも、30分でも、早起きして朝からの時間を上手く使うことで、一日のヤル気が全くもって変わってきます。
どんなビジネス書にも(今日の1冊にも書いていましたが)、朝の時間を上手く使うことは重要だと書いてあります。先人は早起きは3文の得と言い伝いました。
誰にも邪魔されない一人時間です。
朝一から全力ダッシュでスタートしたおかげで、一日の業務がなんだかはかどった気がします。
本の内容にヤル気を触発されたのもあると思います。
●昨年8月から始めた読書習慣、1年経過しました
この1年で160冊超えしました。だいたい10〜20冊/月のペースで読みあさっています。
メディアマーカーというクラウド読書録のサイトに登録して、読み終えた軌跡を残しています。
読み終えた書籍には、ジャンルをタグ付けしていますが、それを振り返ってみると、
①ビジネス 81
②自己啓発 72
③仕事術 70
④ライフハック 19
⑤思考・発想法 17
⑥クラウド・コンピューティング 12
⑦経済 10
⑧整理術 7
⑧勉強法 7
⑩心理学 6
・・・
(単位は冊、タグ付けは個人的主観で適当に行っています)
とまあ、いろいろ読んできたなというのが実感です。『ビジネス』『自己啓発』『仕事術』が、3本柱です。
●そもそも何故読書を始めたか
それはちょうど一年前、麻酔科専門医を取得したあと、日々の業務がほとんどルーチン化し、なんとなく次の目標を手探りしていた時期でした。
何か刺激を求めてということと、怠惰な生活は送りたくないということ、あと、たくさんの先輩たちを見てきて、一気に皆を抜き去りたいという欲念でした。
専門医についてですが、医者の仕事の目標のひとつに専門医資格というものがあります(麻酔科医なら日本麻酔科学会認定麻酔科専門医)。
これを取得することは一つの区切りであり、その科を臨床業務としてこなしていく(こなしていける)一つの指標です。平たく言えば一人前としてみられる資格です。
専門医を取得して、このまま皆の中に埋もれたくないという気持ちはふつふつと湧いていました。何か勉強して、さらに資格なり何なりを取得してやろうという思いでした(⇒後に集中治療専門医取得へと進みました)。
そこで、確か、勉強術の本から読んだのが始まりだったと思います。
●読書の習慣
面白いもので、1冊本を読めば次々と読みたい本が出てきます。もともと医科系の多くの方がそうであるとは思いますが、私も理系出身で、また体育会系でもあったことから、これまで読書には疎かったです。
子供の頃の課題図書や読書感想文は大の苦手でした。
ビジネス書は1500円程度にして、その著者の生き方を学べる安価な指南書です。僅か1〜2時間でとてつもなく多くのことを学べます。言ってみれば確実な自己投資です。これは、まさに大人な勉強をしている感じです。
小説などはあまり読むことがありませんが、文学などいろいろなジャンルにも挑戦できそうです。
今まで読む習慣がなかったせいか、これまでの反動で日々新たな発見ばかりです。
●医師という仕事を楽しく長く続けるために
日々、何かを勉強し続けなければ『楽しく長く』は難しいと思います。
読書はいいと思います。時間がない、ではなく勉強術の本を読むことで、時間も作れます。
当然、読書で得た知識は、日々の業務に活かすことができます。アウトプットしてこその勉強です。
『好きな本は何ですか?』『最近読んだ本を教えてください?』この質問に、読書家はパッと答える事ができます。
さあ、皆さんも始めてみましょう。