本日は心臓血管外科の緊急手術を中心に、
手術室は夜まで、大忙しでした(まだ1例やってます)。
こういう時こそ、たくさんの仲間でスクランブルとなり、
力を合わせて診療に当たるというのが、
大きな手術室と集中治療部を持つ当施設麻酔科の強みであると思います。
通常、麻酔科医同士ではなかなかチーム医療を実感することが少ないですから。
こういう現場に研修医はくっついて様子を見ています。
輸血を持って走ったり、検査検体を持って並んだり、夕食の出前のメニューをもって各部屋をまわったり(笑)。
研修医には、医療行為の如何なる小さなことでも、最終的には『目の前の患者さんのため』というところにつながっているのだというのを、頭と体に叩き込んでもらいます。
そして各スタッフには、どんなに忙しくても後輩に対して心配りができ、小さな一言添えれるかが診療プラスαである教育の凄みであり、興味を引き出す一つであると考えて頂きたいです。