先週のことですが、臨床工学技士専門学校の3年生へ講義に行ってきました。
近くにある、3年制の専門学校で、一昨年より臨床集中治療医学の分野で1コマ分担当させてもらっています。国家試験に集中治療医学という分野があるらしいのですが、なかなかこの分野の話をできる人がおらず、やはり実際のの臨床医にお願いしたいとのことらしいです。同士で数コマずつ分担していますが、何とも光栄なことです。
そして担当項目はなんと『人工臓器・臓器補助装置』!!!
なんと、臨床工学の真髄ともいえるところではないですか。
(まあ、3年間同じところの内容なのですが…。)
これを90分で話してしまうのも無理があるし、各論は実際のところ他の講義で受けているだろうし。ということで例年で通り臨床の話を中心に各種デバイスの話をさせてもらいました。
1年に1度の講義なので、生徒さんたちの心をつかむ間もなく終了してしまいました。わかりにくかった内容ではなかったでしょうか。申し訳ありません。
そもそも教科書にもあまり記載のない分野ですからね。集中治療医学は。しかし、内容はもりだくさんです。勉強して、イメージを実際の臨床にうまくリンクください。
将来同じ分野で働くであろう彼らです。是非ともがんばって国家試験をクリアして、我々のもとへやってきていただきたいです。
そして専門学校の事務、先生方々。毎年毎年、大変良くして頂いております。今年もありがとうございました。