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麻酔科医師の研究日誌

新・片づけ術 断捨離/やました ひでこ(マガジンハウス)

「断捨離」とは…
ものの片づけを通して自分を知り、心の混沌を整理して人生を快適にする行動技術
のこと。
断…本当に気に入った、必要なモノしか欲しくなくなる状態
捨…行動として、とにかく捨てること
離…モノの執着から離れ、軽やかで自在な状態
と定義され、さらにダンシャリアン、ダンシャラー、ダンシャリストなる人々も現る。


とにかくこの日本の現代、豊富なモノで溢れかえっており、モノの重要性や必要性の感覚と選択することのスキルは失われ、人間としての感性が鈍るスパイラルに落ちいっている。
単なる整理術ではなく生き方として、「断捨離」という概念を唄った指南書であるといえる。

私の周りを見渡せば、無尽蔵にちらかる文房具、あふれんばかりのA4プリント資料の山、雑誌というか教科書というか所狭しと並ぶ書籍、薬剤説明の添付資料、患者管理のメモ、挙げればキリがありませんが上手く流通しているとは思えない。おそらく多くの仲間は同様の状態だろう。
断捨離するには慎重を要するが、感性を磨くつもりでまずは本棚の1ブロックから、自分探しのスタートをきってみようかと思います。


新・片づけ術「断捨離」

新・片づけ術「断捨離」