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麻酔科医師の研究日誌

手術麻酔への配置転向 【麻酔⇒集中治療⇒麻酔へ】

本日、上司から手術室への転向の通達を受けました。
まだ近い将来の話とのことなので、いつからかはわかりません。

放っておくとお互いが乖離してしまう両部署を、トータルで見ていける人材を育てたいとの方向性です。

これまで手術麻酔を7年、集中治療を3年やって来て、両専門医を取得しました。
学位審査の準備も整って来ました。

ダブルライセンス(学位を入れればトリプルライセンス)という意味では、どちらの分野でも指導が出来る立場です。いよいよ後輩のために情熱をそそがなければならないタイミングと自覚しています。

麻酔も集中治療も連結してやる部署は少ないと思います。ここ(当施設)ではそのどちらもが要求され、皆必死にこなしてきています。

加えて、指導的立場としてどちらもこなす先輩は非常に少ないです。私はもうすぐ34歳ですが、そのチャンスがやって来ました。

どちらにも自由自在に動ける立場を生かしつつ、プラスαをクリエイトしていかなければなりません。


今度の手術室配属は、間違いなくプレイヤーではなくてマネージャーです。

初めは、汗を流す姿をもう一度後輩たちに見せなければなりません。

各科医師からの目線は、ICUで十二分に肥やしてきました。


自分に目指す資格を1つ。
後輩たちへの示しを1つ。理念を確実に。
後輩たちにも目標(結果)を1つずつ。
学生・研修医にも私の名を植えつけ、
手術室にも何か足あとを。

おそらく4月からでしょう。3ヵ年計画、立ててみようと思います。